子どもにゲーム感覚で“考える力”を育ててほしい──そんな願いを叶えてくれるのが、無料で使える知育アプリ「シンクシンク(Think!Think!)」です。
図形やパズル、迷路などを通して、空間認識力や論理的思考力を楽しく鍛えることができるこのアプリは、世界150ヶ国以上で愛され、教育現場でも活用されています。
本記事では、シンクシンクの特徴や実際の効果、保護者のリアルな口コミを交えながら、「本当に効果があるの?」「無料でも十分?」といった疑問にお答えします。お子さまの“学ぶ楽しさ”を引き出すヒントがきっと見つかりますよ。
目次
【シンクシンク(Think!Think!)】とは?
「シンクシンク(Think!Think!)」は、ワンダーラボ社(旧ワンダーファイ/花まる学習会発)により開発された、図形やパズル、迷路を通じて 「思考センス」(数理的思考力) を伸ばすことを目的とした教育系アプリです。世界150ヵ国で300万人以上(または100万人以上)の子どもたちに利用されており、App Store・Google Playの子ども向けカテゴリで1位を獲得する人気コンテンツです。
対象年齢は4歳~10歳。短時間・短い回数で取り組める設計なので、スキマ時間に最適で、親も安心して子どもに手渡せます。
学べる力:思考センスの5領域
図形やパズル、迷路のゲームをしながら、思考力が伸びるアプリ
シンクシンク(Think!Think!)は、算数・数学を理解したり、論理的に考える「思考力」を育ててくれるアプリです。
空間認識
立体図形の展開図、回転、断面などを扱い、「頭の中で立体をイメージする力」を育てます。小学校中学年までに伸びる能力とされ、図形理解や空間把握力に直結します。
平面認識
タイル敷き詰め、頂点選び、分割問題などを扱い、平面図形への理解を深めます。中学受験で多く出題される分野でもあります。
試行錯誤
迷路やゴールから逆算する問題などで、条件整理や分岐思考を鍛えます。「これがダメならこっち」という柔軟な問題解決力が身に付きます 。
論理
ルールに従い正しい答えを導く訓練。すべての問題の根底には論理思考があるため、自然と磨かれます。
数的処理
速さや法則性、数列など、学校の算数の基礎力を補強する問題も一定数収録されています。

上記のなかでも「空間認識」「平面認識」は、10歳までに大きく伸びると言われています。
アプリの対象年齢自体は4歳~10歳ですが、学校の算数を理解する手助けになるような問題もあるので、1年くらい取り組めば子どもの学力も自然と上がるでしょう。
実際、1,500人を対象とした実証実験では、シンクシンク(Think!Think!)を3か月間利用したところ、学力テストの偏差値が向上したという結果を残しました。
つまり、シンクシンク(Think!Think!)は、学力やIQを上げる効果があるということです。
ゲームの仕組みと特徴
シンクシンク(Think!Think!)の特徴は、以下の通りです。
【シンクシンク(Think!Think!)の特徴】
- 思考力を育成する
- 子どもが夢中で遊べる
- 1日10分でOK
- 小学校・中学校受験にも効果がある
シンクシンク(Think!Think!)の良いところは、子どもが夢中になって楽しんでいるうちに、先ほど説明した「思考力」が身に付くことです。
イラスト自体がカラフルで興味を沸くのはもちろん、イベントなども定期的にあるので、子どもの性格と会えば、長期的に使うことができるでしょう。
また、1日のプレイ回数が1回~3回まで、1回プレイするのは10分と制限時間が設けられているため、「やり過ぎる」こともなく、永遠に「やりたい攻撃」をされることもありません。
食事を準備する間、車で移動する間など、ちょっとしたスキマ時間に利用するのにちょうど良いです。
シンクシンクには「100種15,000問」以上収録されていますが、いくつか抜粋して、どんな感じの問題がでるのか紹介します。
空間認識の問題例

上記画像は「空間認識」の問題「シャドーライト」です。
キャラクターが照らす図形の影はどのようになるのか、問題に合わせて、選択肢のなかから選ぶというった感じで遊びます。
見取り・断面・投影・展開といったいろんな角度から見た図形について考えるので、なかなか面白いです。
次に、立体を切断したときの断面のかたちを考える問題「いっとうりょうだん」です。

子どもが苦手意識をもちやすい問題ですが、たくさんの問題を解くうちに、イメージすることができるようになります。
実際のアプリでは、アニメーションがつくのでかなり分かりやすいです。
平面認識の問題例

上記画像は、点のなかから正方形になる頂点を探す問題「ましかくさがし」です。
手がかりは画面のなかにある点だけ、自分で補助線をイメージする少し難易度が高い問題です。
中学受験でも頻出する問題ですから、事前に慣れておくのは良いかもしれません。
試行錯誤の問題例

上記画像は、思考錯誤の問題「みはりワニめいろ」です。
ワニに見つからないようにゴールを目指す問題で「こっちじゃないならこっちかな」と場合分けの力、正解を見つけて進む力を養います。
ゴールから逆算する力が身に付くので、思考センスを磨くうえでは最高の教材と言われています。
コースは3種類(スタンダート・プレミアムは1週間体験無料)
シンクシンク(Think!Think!)のコース、各コースの内容は以下の通りです。
内容 | 問題の種類や数 | |
フリー(無料) | 空間・平面図形や迷路 | 23種5,400問~ (1日1回3分) |
スタンダード | 空間・平面・試行錯誤、 論理性や数のセンスが 問われる問題も多数 学校の算数に直接的に 役立つ問題 | 78種10,000問~ |
プレミアム | 受験算数にも繋がるような 発展レベルの問題 | 100種15,000問~ |
選択するコースによって問題の内容、種類、数が異なります。
最初は無料コースで、子どもがハマるか試してみて、興味をもって取り組んでいたら、有料コースを検討するという方法が一番良いかもしれませんね。
シンクシンク(Think!Think!)の月額料金
シンクシンク(Think!Think!)の月額料金は、以下の通りです。
フリー | スタンダード | プレミアム | |
月額料金 | 無料 | 450円 | 980円 |
プレイ回数 | 1日1回 | 1日3回 (または21回/週) | 1日3回 (または21回/週) |
ユーザー数 | 1人 | 3人 | 6人 |
備考 | _ | 1週間無料 お試し有り | 1週間無料 お試し有り |
※税込表記
シンクシンク(Think!Think!)は、無料でプレイすることも可能です。
ただ無料コースだと、一部のコンテンツが利用できない・1日のプレイ回数が1回と制限があります。
月額制のスタンダードコース、プレミアムコースをは、最初の1週間は無料でお試しすることができ、7日以内で解約すれば、お金はかかりません。
支払い方法についてはiPhoneの場合、iTunesアカウントに課金され、1か月毎自動更新。
androidの場合は、GooglePlayのストアアカウントに課金され、1か月毎に自動更新です。
子どもが「1日3回じゃ足りない」「もっとやりたい」と興味を占めしていたら、シンクシンクを解約してワンダーボックスで本格的に取り組んでみる、という方法が良さそうです。
【シンクシンク(Think!Think!)】口コミ・評判・レビュー
ここからは、シンクシンク(Think!Think!)に関するユーザーの口コミや評判のついて紹介します。
良い口コミ・評判・レビュー
良い口コミは、以下の通りです。
【良い口コミ】
- 問題の難易度やデザインなどはとても満足しています。1日3問までしか出来ないというのは飽きないという点でとても良いと思うのですが、同じ問題の復習ができたらな…といつも思います。
- 新しいパズルや迷路が毎回開発されていて素晴らしいです。飽きない工夫がされていて楽しいです。
- 1回3分なので、やらせ過ぎなくてよいです。 問題は図形や、法則を咄嗟に考える問題ばかりで、大人がやってもなかなか全問正解したり、スピードよくできないです。
- とにかく問題が多く楽しい。難易度もちょうど良いため、嫌にならないようです。1日の回数制限も良い。頭を使って考えること自体を学ぶのは、勉強より大切だと思うので、良質アプリだと思います。
- 親子そろって楽しんでいます。 まだやりたい!といつも思うのですが、一日3回までしかできないのが子供にとっては歯止めになるのでいいと思います。
全体的な評価が高いので当然ではありますが、アプリに満足しているというレビューが多かったです。
悪い・気になる口コミ・評判・レビュー
次に気になる口コミを紹介します。
【気になる口コミ】
- リニューアル後は導入の部分が幼くなってしまい、たったこれだけのことですが子供が興味を示さなくなってしまった。
- 本日インストールしました。子供に遊ばせる前にまず自分が試しました。あと2回遊べるよとなった後の、次のゲームのloadingが長すぎます。
- 普段は楽しく遊んでいるのですが、本日突然1つのゲームが終わると「通信エラー すこしたってからアクセスしてください」と表示が出て、プレイしたゲームの点数は0点なってしまい、ライフも1つ減ってしまいます。
現在は改善されているかもしれませんが、アプリの不具合を指摘する投稿がやや多めなのが気になりました。
とはいえ、先ほども触れた通り、ネガティブな口コミは少数派。評価の高い口コミのほうが圧倒的に多いです。
導入のポイントとおすすめの流れ
① まずは無料フリー版からスタート(1日1回プレイ・1人まで)
はじめて利用する場合は、まず**無料の「フリーコース」**から始めるのがおすすめです。
1日1回、約3分のプレイが可能なので、子どもがアプリにどれだけ興味を持つか、楽しめそうかを見極めるのにぴったりです。
問題の種類は少なめですが、図形や迷路などの基本的な問題に触れられるため、シンクシンクの雰囲気を十分に体感できます。
「もっとやりたい!」と子どもが積極的な姿勢を見せたら、次のステップへ進む判断材料になります。
② 気に入ったらスタンダードコースへ(月額450円・3人まで利用可)
子どもが興味を持って継続したいと感じたら、**スタンダードコース(月額450円)**を検討しましょう。
- **1日3回プレイ(または週21回まで)**可能
- 家族で共有できるよう最大3ユーザーまで登録可能
- 問題の種類は78種・10,000問以上に拡大
- 数のセンスや論理力、思考の試行錯誤など、内容もより本格的
1週間の無料体験もあるため、いきなり月額料金が発生する心配はありません。
お子さんのペースや反応を見ながら、無理なく取り入れていけます。
③ より高度な問題や受験対策も視野に入れるならプレミアム(月額980円・6人まで)
さらに本格的な思考力や図形力を育てたい場合は、**プレミアムコース(月額980円)**がおすすめです。
- 最大6人まで登録できるので、兄弟や家族全員で共有可能
- 問題数は100種・15,000問以上と圧倒的なボリューム
- 中学受験にも通用するような発展問題や応用力を問う出題が多数収録
図形の回転や切断、法則性の読み取りなど、難易度が高い分、達成感や集中力もアップ。
受験や学習の土台作りを意識している家庭にとっては、コスト以上の価値を実感できるはずです。
✔ どのコースも、まずは7日間無料お試しができる!
スタンダード・プレミアムはどちらも初回7日間の無料トライアルがあります。
気に入らなければ期間内に解約すれば料金は発生しないため、安心して試すことができます。
【シンクシンク(Think!Think!)】まとめ
シンクシンクは、単なる数字や計算学習ではなく、「考える力の基礎」を短時間かつ楽しく育てる点が非常にユニークで評価されています。短時間学習で飽きずに続けられる仕組みは、とくに低学年の子どもに効果的です。
学力やIQの実証データもあり、利用者の多くが「効果を実感」しているとの声も多いので、まずはフリー版から始め、効果が感じられたらぜひ次のステップへ進んでみてください。
